2011年12月30日金曜日

AKB48 今年はどんだけ稼いだ?


AKB48 今年はどんだけ稼いだ?
日刊ゲンダイ 12月12日(月)10時0分配信



<新戦略を発表>

東京・秋葉原の「AKB48劇場」がオープン6周年を迎えたAKB48が8日、六本木ヒルズで新戦略を発表した。グーグルのソーシャルネットワーキングサービス「Google+」を活用して、ファンとメンバーがつながる交流サイトを立ち上げるという。
この背景には「大本のコンセプトだった“会いに行けるアイドル”が“会いに行けないアイドル”になりつつある」(秋元康総合プロデューサー)という問題があるという。とにかくAKB48は大忙し。今年もレコ大と紅白に出場するが、ほんの一例だ。
顕著なのがCM。ニホンモニターが8日公表した「2011 女性タレントCM起用社数ランキング」によると、トップは19社の大島優子で、なんと5位までAKB48が独占。大人気の芦田愛菜ちゃんでさえ同数の5位に食い込むのが精いっぱいだった。
「AKB48は本数だけではなく、CM出演料がセット価格、単体価格のどちらもアップしました。メンバーのセット価格だと5000万円といわれ、今年はCMだけでトータル10億円近く稼いだはずです」(広告代理店関係者)
だが、驚くなかれ。この他に“本業”の劇場公演やCD、DVD、写真集のセールスがあるし、秋葉原や原宿などにオープンした公式ショップの売り上げが加わる。
「今年のAKB48は『Everyday、カチューシャ』から新曲『上からマリコ』までシングルが4連発でミリオン達成。アルバム『ここにいたこと』も110万枚売れた。CDとDVDの売り上げ金額だけで100億円以上になる計算です。大成功した西武ドーム公演、『見逃した君たちへ』公演などのチケット代、関連グッズ代を加算するとザッと200億円以上になりそうです」(フリーライターのブレーメン大島氏)
昨年までは“経済効果200億円”という試算だった。今年は売り上げだけで達しており、どんな数字になるのだろう?
流通ジャーナリストの金子哲雄氏がこう言う。
「AKB48はグループ全体で約30社企業とCMなどでコラボしており、1社あたり5億円の売り上げがあると単純計算すると、動く金額は推定150億円です。それにCD販売やライブでのファン同士の交際費、旅費など裾野まで含めると経済効果は300億円以上になると思います」
いやはや……。

(日刊ゲンダイ2011年12月9日掲載)
最終更新:12月12日(月)10時0分


引用元:日刊ゲンダイ

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